自分が読んだ本または読むつもりの本を私的にたんたんと記録していく日記。
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ルワンダ中央銀行総裁日記 増補版 服部正也
お盆の連休前に前から読んでみたかった、この本をついに読みました。面白いのやら、興奮するやらで、結局1日で読み切ってしまいましたが。

戦後の日本に世界に誇れるバンカーがいたとは…。新鮮な驚きでした。

着任早々、通貨の切り下げが援助の条件となっていることを知り、急いでルワンダの実態と経済情勢の分析を始めます(本当の着任早々では中央銀行の職員が銀行業務を理解できておらず世界で唯一自分で帳面を書いた総裁と自嘲しておられましたが)。

調査の結果、通貨切り下げは政治的な思惑が絡み合っていて、本当に必要性があるのかを理解できている政治家がいないということでした。

安易な通貨切り下げを行うべきではないと確信を強めていく服部総裁の元に大統領からの呼び出しがあります。

大統領は通貨切り下げ自体には反対しないが、その必要性と実施した場合の影響、そしてルワンダという国家の方向性を服部総裁と話し合います。大統領は「国民を富ませることこそが必要な政策である」として服部総裁に経済政策の立案もすべて委ねます。

そして服部総裁は慎重に調査を続け、ルワンダ経済の問題点を突きとめ、通貨切り下げを諸政策と一緒に断行しました。

結果はすぐにはあらわれませんでしたが、その後他のアフリカ諸国とは一線を画すほどの成長が実現されました。

このいきさつは本当に血沸き肉踊る展開です。


ただ残念ながら、その後のルワンダでは民族浄化、内戦、本当に痛ましい事件が続きましたが現在は落ち着きを取り戻しつつあり、アフリカの奇跡と言われた復興を現在遂げています。


しかしながら、その地盤を築いたのはこの服部さんと外国人である服部さんを信頼して全てを委ねたカイバンダ大統領の器量であったでしょう。

さてそこなバンカー、あなたもこれだけのことをやり遂げられますか?





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