自分が読んだ本または読むつもりの本を私的にたんたんと記録していく日記。
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反貧困~「すべり台社会」からの脱出 湯浅誠
年越派遣村の村長だった湯浅氏の著書です。この本はどのような立場の人でも必ず読むべき本です。

私は保守を自認しており、本来であれば立場を異にする方の本です。でも、この本に書かれていることや自分の周囲を見ていると右翼だ左翼だ自分の立ち位置に関わらず、この現実に向き合うべきです。

うちの会社にも独身30代の有期契約で年収が200万円に届かない人もいます。でもそういう人は単に新卒で就職できず、他に働き口が無いために仕方なしに今の境遇に身を置いているという人がほとんどです。友達にも同じような境遇の人もいます。

自分は個人投資家として、今期そして来期の決算はこれほどの円高でも利益水準は向上するだろうと予測しております。一方でこうしたワーキングプア世帯の犠牲の上に成り立っている社会であるとも理解しています。

たぶん雇用の規制を厳しくしたら、昔より海外移転に抵抗が無くなった会社は次々と海外に進出してしまい、国内産業の一層の空洞化が起きるでしょう。

それでも、やるべきことはやらなくてはならない。

現在の日本の貧困の問題はセーフティネットからこぼれおちると一気にホームレスにまで落ち込みかねないことです。教育、社会、公的扶助、そして自分自身からの排除。本当に困難に直面している人は自分自身が悪い、自己責任という思念にかられ、自ら命を絶ってしまう。


湯浅氏は述べています。


「貧困は自己責任ではない」


中にはそうではない人もいるでしょう。でもその人に責任はないという人の方が圧倒的に多い。


社会のセーフティネットの綻びを埋めていく。湯浅氏の活動を私は支援したいと思います。


反貧困ネットワーク

テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

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