自分が読んだ本または読むつもりの本を私的にたんたんと記録していく日記。
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プレカリアート 雨宮処凛
先日、年越派遣村村長だった湯浅さんの著書をご紹介しましたが、今回は自らの体験をもとに右翼から左翼へと転身を遂げた雨宮さんの本を紹介します。

プレカリアートとは不安定な労働状況における非正規労働者または失業者を指す言葉です。ぼくも最近知りました。プロレタリアートよりも厳しい言葉です。2003年にイタリアで書かれた落書きだとか。

ネットカフェ難民、さらにはマック難民。ここまで行くともはや自力で困窮生活から脱出するのは困難です。これを自己責任で切って捨てるのは簡単です。でも、こうした人たちに安定した生活を送れるようにみんなで取り組めば、消費も活発化するとは思いませんか?

まさに「合成の誤謬」が起きていると思います。


ただし、この本を読んでいて、違和感を受ける場面はありました。

一つはいわゆる勝ち組と負け組の人たちで座談会を行ったのですが、その中でフリーターの代表者が「努力しろと言われても何をがんばるのかわからない」という発言がありました。がんばっても正社員になれるわけではない、資格を取っても就職できるとは限らない、資格を取るのにもお金がいる。努力した成果が見通せないならがんばることはできない、と。

こうした一部の発言だけを取り上げて批判することは本来避けるべきとは思うのですが、この発言は自分はちょっと違うんじゃないかと思います。誰だって努力すれば絶対に報われるわけじゃない、正社員だって、努力したことが報われる場面なんか逆に少ないんじゃないか、と思います。だから努力した成果が見通せないなら行動できないというのは甘え以外の何物でもないと思う。司法試験だって、合格したって必ず報われるわけではない。司法修習生の問題がそれを顕著に表しているでしょう。


努力したからって必ず報われるわけじゃない、でも努力しなければ報われることなんて永遠に無い。


行間を読めてないかもしれない、的外れだったらごめんなさい。でもどうしてもここの発言は納得できんかった。ただ、フリーターの息子を就職させた母親の「常に夢を持てとはげましつづけた」っていうのは、おれには耐えられなかっただろうな。






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テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

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