自分が読んだ本または読むつもりの本を私的にたんたんと記録していく日記。
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7割は課長にさえなれません 城繁幸
内側から見た富士通成果主義の崩壊、若者はなぜ3年で辞めるのか、3年で辞めた若者はどこへいったのかを書いた現在雇用問題に関しての論客である城さんの最新作です。
富士通の成果主義がなぜうまくいかなかったのか、あの本を読んでからぼくは変わったような気がします。転職したのもあの本を読んで、能力主義・成果主義の欺瞞を知ってしまったからと言えます。前の職場はコンサルなんて呼ぶのもおこがましいようなところでしたが、自分も人事制度改革を必要としていたクライアントに対して年功序列ではなく、能力・成果も織り込んでいきましょうと薦めていました。ところが自分の会社自体が能力主義を標榜しつつも完全に年功序列で運用されており(今となってはそれ自体を問題とは思いませんが)、何より部下に対しては目標管理を徹底していたにも関わらず管理職は何もしていなかったことを知ってしまい、人事制度改革を業務の一部としている会社が人に勧めておいて自分たちはやっていなかったのです。

自分たちの言っていることとやっていることが違う、この点に納得いかず、元々クライアントだった企業に転職し、労使ともに納得できる制度作りを進めています。

ちょっと話がそれました。

この本では今の日本の労働環境、特に使用者側と労働組合とが利害関係が一致しており、非正規雇用の人たちから搾取しているのが実態であることが明らかにされています。

転職できない高齢者、高学歴ワーキングプア、新卒至上主義、いずれも戦前の日本では見られなかったことですが、今では当たり前になりつつあります。簡単に解決できない問題ばかりですが、この本では一定の主張がされています。労働市場のさらなる流動化です。このままで推移すればもはや日本は3流国に転落するだけでしょう。最低限のセーフティネットは必要ですが努力するものが報われる社会であるべきと考えます。

正規雇用のための労働運動はもはや害悪です。非正規雇用の待遇改善、これこそ取り組まなければならないと思います。自分も今社長や取締役のお歴々に対してそうした主張を展開しています。反発は覚悟の上です。

極端な意見となってしまいましたが、自分の子どもたちにつけを回さず、自分たちが泥をかぶる覚悟でやっていくことが必要と思います。



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テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌

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